基本料金が0円
楽天でんきの特徴として、料金体制がシンプルで分り易いことが挙げられます。これは楽天モバイルと同じで、料金を計算するのにとってもシンプルで消費者にとってはありがたいですよね。実際ご~さの使っているのは一般送配電事業者(東京電力とか関西電力など)ですので、時間帯や季節によって料金がことなるので試算が大変です。
まちでんきの電気料金プランは2種類!
まちでんきは、全国7エリアで2種類の電気料金プランが提供されています。
どの地域の電気料金プランも、それぞれの地元大手電力会社に対してのお得度はほとんど変わりませんので、代表として関東エリアのプランをご紹介いたしますね。
まちでんきのスタンダードプランとプレミアムプラン
楽天が用意したまちでんきのプランは、スタンダードプランとプレミアムプランに分かれており、スタンダードプランの方は東京電力の従量電灯Bに相当しており、プレミアムプランは従量電灯Cに相当します。プレミアムプランは商店向けのため、大多数の家庭ではスタンダードプランで十分でしょう。
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まちでんきのスタンダードプランの料金体系
スタンダードプランは、東京電力の従量電灯Bに相当する、一般的な家庭向けプランです。
契約アンペアは30~60Aで、従量料金制(電気の使用量に応じて電力の単価が変わるしくみ)を採用しています。
スタンダードプランの料金表は、以下のようになっています。
この料金表を見ると、東京電力に比べ基本料金は30~60Aのどの契約アンペアを選んでも割高になってしまいます。
しかし、従量料金は300kWhを超えてくると、東京電力の従量電灯Bに比べ1kWhあたり4.02円も安くなりますので、毎月電力をたくさん使う家庭では、従来よりも電気料金を安く抑えることが出来ます。
楽天エナジーの公式サイトでも、電気を大量に消費する家庭なら年間で約13,104円も節約できると謳っているだけあり、消費する電気量しだいでは、がっつりと電気代を節約できます。
例えば、契約アンペアを60Aにした場合、電力使用量が330kWhよりも多くなると、東京電力よりも1kWh使うごとに4円ずつお得です。
楽天エナジーのまちでんき (スタンダードプラン) |
東京電力 (従量電灯B) |
|
---|---|---|
基本料金(30A) | 1,247円20銭 | 842円40銭 |
基本料金(40A) | 1,247円20銭 | 1,123円20銭 |
基本料金(50A) | 1,526円00銭 | 1,404円00銭 |
基本料金(60A) | 1,804円80銭 | 1,684円80銭 |
従量料金(0 ~ 120kWhの場合) | 19円43銭 | 19円43銭 |
従量料金 (121kWh ~ 300kWhの場合) |
25円91銭 | 25円91銭 |
従量料金(300kWhを超える場合) | 25円91銭 | 29円93銭 |
まちでんきのプレミアムプランの料金体系
プレミアムプランは、普通の一般家庭よりも電力を多く使用する家庭や、小さな事務所、商店などにおすすめのプランです。
プランの内容としては、東京電力の従量電灯Cに相当します。
プレミアムプランの料金表は以下のようになっています。
こちらのプランもスタンダードプランと同様に、基本料金は1kWhあたり4円割高になりますが、従量料金が300kWhをこえると1kWhあたり3.08円安くなります。
契約容量が10kVAのケースを例として挙げると、基本料金は40円高くなりますが、電力使用量が313kWhを超えてくると1kWhあたり3.08円ずつお得になっていくしくみです。
つまり、これら2つのプランに共通するのは「電気をたくさん使えば使うほど従来よりも安くなる」ということです。
楽天エナジーのまちでんき (プレミアムプラン) |
東京電力 (従量電灯C) |
|
---|---|---|
基本料金~1kVA(10A)あたり | 284円80銭 | 280円80銭 |
従量料金(0 ~ 120kWhの場合) | 19円43銭 | 19円43銭 |
従量料金 (121kWh ~ 300kWhの場合) |
25円91銭 | 25円91銭 |
従量料金(300kWhを超える場合) | 26円85銭 | 29円93銭 |
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楽天エナジーと東京電力の違い
ここからは楽天エナジーがどのようなサービスを提供しているのか、既存の電力会社である東京電力と比較してみます。東京電力との違いから楽天エナジーと契約するメリットが見えてくるかもしれません。
楽天エナジーと東京電力の従量電灯Bの違い
まずは最も気になる電気料金プランを比較してみましょう。ここでは楽天エナジーが提供する一般家庭向けのスタンダードプランと東京電力の従量電灯Bで見ていきます。
料金表の違い
詳細は以下の通りですが、楽天エナジーでは東京電力よりも基本料金が高い一方で、従量料金は安価に設定されているようです。
○楽天エナジー(スタンダードプラン)
基本料金
30A…1,247.20円
40A…1,247.20円
50A…1,526.00円
60A…1,804.80円
電力量料金単価
最初の120kWhまで…19.43円/kWh
120kWh超過~300kWhまで…25.91円/kWh
300kWh超過…25.91円/kWh
○東京電力(従量電灯B)
30A…842.40円
40A…1,123.20円
50A…1,404.00円
60A…1,684.80円
電力量料金単価
最初の120kWhまで…19.52 円/kWh
120kWh超過~300kWhまで…26.00円/kWh
300kWh超過…30.02円/kWh
計算結果
東京電力によると、東京電力エリアの一般家庭の契約電力は34.88A、使用電力量は248.7kWhということですので、こちらの数字をモデルケースにして楽天エナジーと東京電力でどれだけ電気料金が異なるのか見ていきます。
○楽天エナ
基本料金(40A)1,247.20円+電力量料金5,666円=6,913.42円
○東京電力
基本料金(40A)1,123.20円+電力量料金5,688.6円=6,811.8円
ここでの試算では東京電力が約101.62円安くなりました。次に、契約容量は同じで使用電力量が330kWhになったと仮定して計算してみます。
○楽天エナジー
基本料金(40A)1,247.20円+電力量料金6,444円=7,690.72円
○東京電力
基本料金(40A)1,123.20円+電力量料金6,589.20円=7,712.40円
今度は楽天エナジーのほうが約21.7円安くなるという結果になりました。これは楽天エナジーが3段階目の従量料金が安くなっていることが要因ですね。
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切り替え時のみのメリットですが、1年間、月166円のお得になります。ただし、4カ月以上の契約が必要となります。
電気料金200円につき1ポイントもらえる。
我が家の電気使用量ですが、過去1年間の消費電力は6472kWhでした。関東圏の単価26円/kWhで計算すると、
6472kWh×26円/kWh÷200=841ポイント獲得できます。
これもちょっと微妙な金額ですね。月額にすると70ポイントです。
楽天カードで支払えば100円につき1ポイント貰える。
これは楽天でんきに限ったことではないですよ。現に今も楽天カードで支払っているので、これはメリットにはなりません。