タビオといえば、Made in Japanにこだわったモノづくりをされている、日本を代表するソックスブランドです。
タビオを一代にして日本のトップブランドにしたのが「靴下の神様」の異名を持つ創業者の越智直正氏。
なにせ靴下の品質を確かめるため、靴下を噛んで確認するとか。
そっと口に噛むと跳ね返りの弾力などから糸の編み具合がいいか悪いかがわかるそうです。
創業者自らそれだけの情熱で靴下と向き合っているソックスブランドなのです。
そして、その品質の高さから幅広い方々に支持されています。
Tabio(タビオ)はどんなブランドなのか?
「靴下屋」は脇役である靴下を主役にまで押し上げた日本製にこだわる会社です。創業者であり、現会長の越智直正氏はかなり変、いやこだわりのある方で、たくさんの名言を残しています。
「自分は靴下のサイボーグ」
「靴下は宇宙」
「靴下を噛んでみる」
「靴下は第二の皮膚」
「流行を追えば、流行に捨てられる」
「これは靴下のラーメン屋!ラーメン屋さんのように、注文されて作るのが理想なんや」
一瞬困惑を覚えるものもありますが、嫌いではない。でも靴下を噛むのは止めたほうが・・・。でも面白い方です。そんな越智直正氏が作り上げた会社が「靴下屋」なのです。
タビオは1968年に創業された老舗のソックスブランドで、「靴下屋」で覚えてらっしゃる方もいるのではないかと思います。
駅ナカや郊外のショッピングモールなどでもよく見かけますよね。
今や店舗数は海外4店舗含めて293店にものぼります(2017年2月時点)。
東証2部にも上場している上場企業でもあります。
タビオの特徴を端的に言うと、下記3つに集約されると思います。
- 日本製の高い品質
タビオの第一の特徴は、やはりジャパンクオリティへのこだわりです。
いま日本に流通している靴下で日本製のものはめっきり減っており、そのほとんどが中国、ベトナム、タイ、バングラデシュなどで作られています。日本製は品質が高い分、どうしても人件費がかさんで採算がとれなくなってしまうのです。
そんな中、タビオは全アイテムを日本の熟練の職人が丹精込めて作っています。 - 高いコストパフォーマンス
タビオの第二の特徴は、その高いコスパです。
タビオの靴下は高品質であるにもかかわらず、価格をものすごく抑えています。もちろんファストファッション店に並ぶような靴下に比べると価格は高く見えてしまいますが、日本製であることを考えるとコスパはものすごく高いと言えます。
やはり293店舗にも及ぶ販売ルートを確保しており、規模の経済性を最大限に活かせるのが大きいのだと思います。 - 豊富なバリエーション
タビオの第三の特徴は、あらゆるTPOをカバーする豊富なバリエーションです。
カジュアル、ビジネスはもちろん、消臭や冷えとりのような機能性に特化したもの、冠婚葬祭のあらゆるシーンで使えるソックスが揃っています。
もちろんカラー展開の豊富さ、アーガイルやストライプなど柄の種類がたくさんあるのも魅力です。
Tabio(タビオ)にはどんな靴下があるか?
では次にタビオにどんな靴下があるか見ていきましょう。
ここではビジネス、カジュアル、スポーツの3つにわけてご紹介します。
ビジネスシーン
ビジネスシーンに向いたソックスでは、オーソドックスなものから少し派手めなものまで揃っています。どれも格調高さが感じられる品の良いデザインです。
フォーマルで大活躍するドレス無地ソックス、足を組んでも脛が露出しないロングホーズ、アーガイル等に代表されるトラッドスタイルのものなどがあります。
カジュアルシーン
カジュアルシーンのものも数多く揃っています。
ボーダーや水玉、ジャガード柄などジーンズに合いそうなカジュアルなもの、ローファーやスニーカーなどにあわせたいフットカバーなども種類が多くあります。